はてな夢日記

88:短い夢・その6

□芋虫 遠く、見上げるほど背の高い、上の方にだけ大きな葉のある植物の畑があり、葉の上に、巨大な芋虫達がいる。 地面には、細長いサボテンのようなゴム状のものが散らばっていた。 □可愛い布団 ステンドグラスの様な色合いの、可愛い、パッチワークの布団…

87:黄色いロープ

首輪に、公園いっぱいの長すぎる黄色いロープをつけた犬が走り回り、ロープをかじる。 連れていた男の子がどこかへ行ってしまい、母親が眉間にしわを寄せて心配していた。 (夢日記,はてな夢日記)

86:短い夢・その5

□薄闇 家の一番奥の薄暗い部屋で、妹と一緒に寝ている。 壁に、妹が作ったらしい縫いぐるみがたくさんぶら下げてある。 甘い、ジュレのようなものが食べたい気分になった。 □子猫達 数匹の子猫達と一緒に寝ている。 じゃれつく子猫達はふわふわと、しかし時…

85:妙なお菓子

亡くなってしまった人から、妙なお菓子が届いた。 どっしりと濃厚なチョコレート練りこみ餡の薄皮のパイと、マヨネーズをはさみ込んだ、たらこ風味の程よい塩加減のバウムクーヘンが。 母と2人で食べながら、自分が生リンゴが苦手なことを考えると、食が進ん…

84:食料

山奥に行った。自分の家とよく似た家があった。祖母と2人で忍び込む。すると、色あせた、今では手に入らなくなった布が、山のように積んであった。長い夢を見たような気がした。 いつの間にか祖母はいなくなって、その家の持ち主らしき人が、荷車に食料を積…

83:鯉

ニシキゴイを陸に上げておいたら、ウロコがふさふさの毛に生え変わっていた。動かないが生きている。トランクの中に仕舞っておいた。 忘れた頃に開けたら、干物みたいになって死んでいた。

82:水になってしまう

世界が灰色のトーンに支配されている。 私は水に浮いている。 このままでは水になってしまう、と思った。 そして、口を利こうと思ったときに、水になってしまっていた。 (夢日記,はてな夢日記)

81:黄色い血

お盆の頃、異界(死者が住んでいる)へ行った。 母方の祖父の家へ、観覧車のようなものや飛行機で行った。 薄暗い家の中に祖父は居た。 ページを開かれた昔の雑誌が置いてある。 そのページには「益弔己…」と書かれ、脳から黄色い血を流す人物が描かれていた。 …

80:小動物(モンスター)

高層ビルの上階にある中華料理店で働いている。 ビルの中は迷路のように入り組んでいる。 小動物(モンスター)が紛れ込む。 何か与えないと餓死してしまうので店にあるものをあげることにした。 裏口(非常階段のある屋上)のようなところへ置いておく。 といっ…

79:組織

会社でお茶会があった。 一口大にカットされたプリン、ひし形の七色のパイ、動物型のチョコレート等、珍しく美味しいお菓子ばかりが出てきて、お茶、コーヒーを飲みながら談笑した。 友人と何か話したが忘れてしまった。 帰りにレンタルビデオ店に寄って、財…

78:データ

大きな袋状の装置の中に入り、マジックテープで封をされ、検査を受けている。 血圧計に似た装置で圧迫されると、脳に影響を及ぼすパルスが送り込まれ、思考がデータとして記録された。 私はバスから降りたり飛行機に乗ったりする夢を見た。 家の近所でバスか…

77:改築

近未来? 人間はサイクルがランダムになって、昼夜を問わず活動し、空き時間に睡眠や食事を摂るようになった。 自分は学生で、午前0時からの講義までの空き時間を、近所の友人の下宿で遊んで過ごした。 そして講義には出たが眠ってしまった。 大学は一部が改…

76:冷たいキツネ

夕方、ベランダで家来と一緒に涼んでいると、隣の家から母と娘の口論する声が聞こえ、その声が大きくなったかと思うと、2人が外に出てきた。 会話が無いよりは好いのではないですか、と私は言った。 ―嘘を言ってしまった。2人の関係は最悪だ と思ったときに…

75:10年

商用で北朝鮮の電機店めいたデパートにやってきた。 (もちろん実際に行ったことは無い) 最上階の中央広場で家具の展示会が開かれており、そのデパートの象徴めいて見えた。 炬燵にあたりながら1人1人が落ち着いてパソコンができるようパーティションで4つに…

74:鏡(隣の彼女)

夜。 何故か皆結婚式に招待された人やホストやホステス風に着飾っていて、2次会に行く。 私は女性の隣に座り、鏡が無いと自分が見えない、鏡があっても自分に思えない、と、投げやりになっていた。 店の水道がこわれていて、ホストが蛇口を直している。 皆…

73:ghost

光が充満し、降りそそぐ。 影が消え、死んだ、または消滅していた天使が生き返り始めた。 だが私の両手は冷たくなっていく。 漂い、反射するものは、私にふれると死ぬ、あるいは消滅してしまう。 闇箱の前で両手を合わせ、電流的なもので固まっている黒猫。 …

72:池

流れの急な川と大きな池があり、流れる水は透明で、底のタイルがクリアに見える。 人工的な印象。水は金属質で眩しい。 上流から、水生動物が一匹ずつ流れてくる。 オオサンショウウオ、透明なところがあるエビ、無数の青いオタマジャクシが体の中に入ってい…

71:タクシー

中学の見学旅行で最終見学地に来ている。 やたら天気が良い。 神社の周りに物産店が軒を連ね、その一画で機(はた)を織っている。 私とSさんとI君は興味をひかれ、見に行った。 機には濃紫色のサンプルが貼られ、3人のおばさんが店番をしながら交替で杏子色の…

70:カプセルルーム

街で買い物? うろうろする。 5〜7階建ての雑居ビルの書店によろよろ入り込む。 エレベーターで移動したいが、人が詰まっていたり、目的の階に止まらないので階段を上る。 狭い。足取りが重い。 階段を上るうちに、エレベータールームはいつの間にか、上階に…

69:微光(落下)

平地に寝転んで星空を眺めている。 空は黒く、雲が無いが、まだ隠れている星があるような気がする。 私はそこに居たような気がするのに、何も覚えていないと思った。 暗黒…不気味な気配と共に空気が澄んできて、何かが集まるような気がした瞬間、爆発音と共…

68:湖沼(墓)

光を反射する雲を追って湖のほとりに来てしまった。 雲は消散し、心臓の辺りを押さえて、湖面を見詰めている人が居る。 瞳が澄んでいて、顔面が蒼白だ。 「貧血…?大丈夫ですか」 「悪魔だから心臓が痛いのです」 「…人間に見えてますよ」 遊覧船に乗りにいく、とい…

67:短い夢・その4

□タンポポの道 土手の上に列を作って並ぶタンポポの咲く道が友人の家に通じていて、私はそれを踏みながら歩く。 顔を踏んでいる、という感覚。 □駅前 駅前に色とりどりのペールトーンのコスチューム(ワンピース)を着たおかまが集っていて、通り掛かった友人…

66:添花

11月の午後。駅のホームで発車待ちの電車。車窓に射し込む日差しの傾きが物悲しい。 車内はヒーターが効いて暖かい。私は窓際に寄り掛かる。車内に空席は無く、若干混んでいる。 側のシートに座っている女の人に、目が止まった。 トレンチコートにロングソバ…

65:つまみ喰い

城(洋風)型のX'masケーキを買ったらしい。 塔の上に苺が乗っていて、ホワイトな生クリームが美味しそうだ。 1人で食べ切れる筈が無いが、1人占めという感じは悪くない。 気分的には1人で全部食べてしまいたい。 何故か他の人(恋人、家族、友人、知人、等)と…

64:女子寮

3月? 女子寮に入っているMはベッドに寝転び肘枕をつく。 静まり返った部屋で水分が凝結しつつある音(雨の音)を聞こうとしている。 灰色のトーンを帯びた窓からの景色や、並木をざわつかせるゴー…という突風。 暗雲が立ち込めた空に、半透明のレジ袋が舞い…

63:Yの携帯

鏡張りのデパート、不釣り合いなアド・バルーン、遠近感のおかしな街。 ホテルのロビーでくつろぐ女の人の眼球に血走っている葉脈のフロッタージュ。 服の上にガウンを着込み、まどろみながら紅茶を飲んでいるが、人間でない。 厚く雲が垂れ込めた街を、知人…

62:交換日記

Oさんのノートを手に入れた。白い表紙のノート。Oさんは詩人だ。 ノートはOさんの観察記録で、交換日記のようになっていた。全部読もうとする。 ―彼女が7人位居る! 様々な文字で飾られた白いノートは切ない感じがしたが、私は悪口や愚痴も見付けてしまった。…

61:観光

山あいの小さな駅の側に小学校と寺のある集落がある。 隠れた観光名所になっている寺以外にめぼしい建物は無く、外部の人間がほとんど入り込まないような所だ。 辺りには針葉樹が多く、民家も多いのだが、遠くからは森に包まれているように見える。 そして平…

60:同じ家

暗い道を自転車に乗って、2通の同じ手紙を届けようとしている。同じ宛名だ。 曲がりくねった道を、のろのろと進む。ぼんやりとオレンジ色の自転車のライトは目の前を照らすには明るさが不足している。気休めにしかならない。暗い。 時々ある街灯や家の明かり…

59:針キャップ

船に乗って移動している。 様々な自販機が備え付けられた、客室船のラウンジ。 カウンター付きの食堂があるが、使っていたのは昔の事らしい。 がらんとした厨房には機材の面影があり、ステンレスが鈍い光を放っている。 休憩スペースは自販機の前だ。 散らか…