69:微光(落下)
平地に寝転んで星空を眺めている。
空は黒く、雲が無いが、まだ隠れている星があるような気がする。
私はそこに居たような気がするのに、何も覚えていないと思った。
暗黒…不気味な気配と共に空気が澄んできて、何かが集まるような気がした瞬間、爆発音と共にレッドやブルーバイオレット、白い光の粒子が広がって星雲が出現し、空を被う様だった。
遠近感を失くす。
…暫く間があって、微かな色を持ち、微光を放つ、ほぼ透明な出来掛けのプラスチック製品やガラス製品が、空から降ってきた。
板、部品、つながったスプーン、道具、容れ物…。
頭にプラスチック容器が当たってしまい、いつものパターンのような気がした。
屋内に逃げる。
畑に落ちたものが月明かりで宝物のように輝き、不思議だなぁ…と思う。
(夢日記,はてな夢日記)