宮城まり子さんとまんが世界昔話

mimic-yk2007-09-08

 見付けた!
 まんが世界昔話http://ilove2ch.hp.infoseek.co.jp/msmb/
 ねむの木学園http://www.nemunoki.or.jp/


 まんが世界昔話がTVで放映されていたのは`76〜`79で、自分は5〜8才だから、記憶はかなり曖昧だった。
 タイトルが「まんが世界昔話」だったのかもあやしくなっていたが、宮城まり子さんを覚えていた。
 (宮城まり子さんは後に、映画「黒い十人の女」で観たことがある)


 当時私は親にガミガミ言われると、宮城まり子さん(の語り)で癒されていたのだった。
 彼女の語りはちょっとこ惑的で、「〜は〜になってしまったのです」的なぼんやりとしたイメージが、月光のように今までずっと残っていた。
 カール・セーガン宇宙の旅(?)http://www.planetary.or.jp/Sagan/time_01.htmlを見たのもこの頃だったか…?。


 さて私は、「まんが世界昔話」は「まんが日本昔話」よりも色っぽいところが好きだったわけだが、覚えているのは悲惨な話(ばかり)で、それはとりわけ「ドラキュラ」の話だった。


 そのお話とは…。
 ドラキュラが、女の子に近付こうとするのだが、彼女が十字架を身に着けていて、近付けない。2人は好意を持っている 。女の子は十字架(の光)に無自覚なのだが、ドラキュラは最後には十字架によって燃やされてしまう。そのときに、TVを見ていた自分も燃やされてしまったような感じだった。


 約30年振りにアニメーションを見ることができた。
 記憶は随分と変質していて、色や構図なんかを勝手に作っているし、父親やおじいさんの存在は消滅していた。(このお話にはお母さんが出てこない)
 女の子に鍵をあげていたのを忘れていたし、違うバージョンがあるのではないか、とも思ってしまう…。
 「ポーの一族」と混ざってしまったかも知れない。でも、変な話だ。


 TVの画像に関しては、自分はもっと古い記憶があって、レコードが、「あなた、あなた、あなた、」と針飛びしていて、その後火事に(家が?)なる、というようなCMなのだが、当時、自分は、何歳だったのだろう…。


 内容が暗いが、TVを炎や明かり(窓)として見ているようなところは、あるのかも知れない。