58:おみくじ

mimic-yk2007-09-02

 女子大に入学することになり、品の良い見知らぬお婆さんと一緒に入学式に行った。
 初めて会う人なのに懐かしい。すぐに甘えた。この人の家に下宿する。
 彼女はこの女子大の卒業生らしい。
 隠し子というものがあるのなら、この人は隠しお婆さんなのではないか、と思った。
 親戚の人のようでもある。
 お婆さんは着物(御召か?)を着て、私は袴姿で、女子大に行くと、時計塔からたくさんの紙片を撒いている最中だった。
 桜吹雪のように見えるが、紙吹雪だ。
 手に取るとそれはおみくじだった。
 これからのことではなく、昔の新聞記事と写真が載っていたけれど。
 何か発見されたものを比べながら、腕組みしたり、小首を傾げたりしている記事だった。
 彼女はその記事に見覚えがあるようだったが、微笑むだけで何もいわない。


 彼女に聞きたいことが沢山ある、と思う。
 帰ってから、和菓子を食べることになっている。
 (夢日記,はてな夢日記)