45:熱帯魚
ヨーロッパ地方?
強化ガラス張りのエレベーターに乗って、上昇している。
ガラス越しの、少し青み掛かった風景に、硬水の味を思い起こす。
最上階で降りると、レストランが営業していた。
レストランは窓からの採光のみで営業しているため、薄暗いが、フロアが区切られておらず、開放的な感じがする。
テーブルには、すでに、様々な野菜や果物の料理が並んでいる。ベジタリアンのレストランのようだ。
私はいつの間にかテーブルに着いている。
ビールジョッキ大の薄くて曲線のきれいなグラスで赤ワインを飲みながら、おかずのように盛られている生ブルーベリーパイが美味しそうだと思っていると、不思議なデザートが出てきた。
手作りらしい大きな四角い皿に、アイスケーキが盛り付けられ、ハーブと、小さな熱帯魚が添えられている。
青やピンクのメタリックな光沢を放つ熱帯魚は、砂糖菓子のようだったが、宝石のようにも、死骸のようにも見えた。
人が作ったものではないような感じ、見たことの無い物だった。
(例の、醤油が入っているプラスチックの魚の容れ物が化けたのではないか、と思われる。)
(夢日記,はてな夢日記)