33:短い夢・その3
□運転手
タクシーに乗ったら、友人が運転手になっていた。
女の人はめずらしい。「Aちゃん、タクシーの運転手になったんだ!」
友人は楽しそう。
□イメージ
円形で、透き通ったピンク色の石鹸に、資生堂のマークのような彫り物をしてあるのが上原さくらのイメージ。
□封印
天井に、煙突用の穴が開いていて、黒い(暗い)ので、厚紙、色紙等を貼って塞ぐ。
部屋は明るく、天井裏は真っ暗になって、隔離された。
□紫
コンクリート打ち放しの建物で、色がテーマのグループ展をやっている。
見に行って、知人と、パープルとバイオレットの違いについて話す。
□枯色
乾燥している。ぼんやりと弱いが眩しい日差し、砂ぼこりの舞う風景のなかに、朽ちた掛茶屋がある。
雀が数羽、「ビュビュ」と飛んできて、去っていく。
誰も居ない。辺りのものが、皆、古びている。