35:屋上庭園
駅にくっついている13Fのデパートの屋上庭園で、母と、紅茶を飲んでいる。
屋上庭園には芝生が敷かれ、テーブルの間を、ウエイター、ウエイトレスが行き交っている。
ペールブルーの花模様に、金のフチの付いた皿が配られた。
セルフサービスのお菓子が、大きなテーブルの上に並べられている。
ケーキは2層に分かれたもので、イチゴ、グレープフルーツ、ミルクティー、抹茶、チョコレート、等があった。
どれにしよう…。
迷っていたら、母に急かされてしまった。
イチゴは嫌なのにイチゴにしなければならないような気分になった。
イチゴは当たりかもしれないが、外れかもしれない。
当たりっぽいが外れだ、と思った瞬間、ムカついて皿を割ってしまった。
皿は、フチだけが円く欠け、中はセメントのようだった。
私は母を置いて、ウエイトレスが来ないうちに、逃げた。
黄色い電車に乗った。
行き先が分からない。
埼玉を通って静岡に行くのだと、徳島県出身の人が教えてくれた。
どこを走っているのか分からなくなった。
気が付くと、家でうたた寝していた。
皿…どうしよう、やってしまった。
屋上庭園に置いてきた母がいた。
私達は、別々に帰ってきたらしかった。
母から、お菓子の箱を貰う。
開けると、私が忘れてきた、携帯、手帳、化粧道具、ハンカチ等が入っていた。
母は、にこにこしている。
バッグが無い。
(夢日記,はてな夢日記)