信濃雅楽会創立55周年記念 雅楽演奏会 at:安曇野市穂高会館 講堂
第一部 管弦 (平調音取、越殿楽、陪ロ)
第二部 神楽舞(豊栄舞)
第三部 舞楽 (胡飲酒、胡蝶、蘭陵王)
雅楽を見るのは初めて。舞台が神社だったら…と思うのですが。
もっと違うことを思ったかもしれません。
第一部は演奏のみ。越殿楽は結婚式の時の曲です。曲が終わると管楽器を暖めていました。
第二部は巫女さんが4人で踊って、華やか、というか草のよう?かわいらしい、清楚な感じです。
第三部は、いよいよ異様なもの(酔者、蝶、武将)が出てきて、演奏も迫力がありました。
舞楽には、左方の舞(中国系)と、右方の舞(朝鮮系)があるようです。
胡蝶(朝鮮系)の曲の感じ(和音なのか不協和音なのかわからないが異様な音の塊のような感じ…蝶の模様のような、酔者の幻覚のような感じもしますが…)は初めて聴いたような気がします。曲が気になりますね。
自分はパイプオルガンの音が結構好きなので、その辺の、笙などの音の感じは結構気になるようです。
弦楽器はいい音なんだけどあまり聞こえなかった。太鼓からは謎の残響音が出ていて、わさわさいっていました。
そういえば、自分は小学生の時にお祭りで横笛をやったのだった。…笛はウルサイときもある。
西洋の金管楽器やインドの民族楽器との音の違い等も気になる。
自分は和楽器の音の方が好きなのかも知れないなぁ。
舞楽の衣装を見ていたら、標識…鳥や鳥よけのことを考えてしまった。演奏する人は雀に見えなくもない。神様は鳥だったのか?いや、そんなことはないけど…。
脈絡なく間のこと、色のこと、龍や鬼、ススキやお団子のことまでも考えるが、あまり考えはまとまらない。異国情緒も感じる。
帰りに年配の人が、神様でも見たように、「初めて見た」と言っていた。
雅楽http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%85%E6%A5%BD