短編がいっぱい

mimic-yk2006-10-04

 「群像」の「創刊六十周年記念短編特集」号が出ていた。
 人気作家46人の短編×46編!
 自分は新聞で読むまで知らなかった。
 平安堂に行ったら無くて(売れたか)、parco(遠兵)まで行くことになるのかと思ったが、蔦谷書店に行ったら積んであった。
 別に、注文すればいいんだけど、実物を見てから買いたいのは何故だろう。
 積んであるのから一冊買うのは結構楽しい。
 一冊しか置いてないのを買うと、「おーい、無くなったぞー」と思う。
 買おうか迷って、来月(or棚卸し)まであるかな…というのもある。 
 平安堂は何故、文芸春秋だけ大量に置くのだろう。
 でも私は、70代以上っぽい人が文芸春秋を続けざまに買っていくのを見たことがある。しかも片方の人は置いてある場所が分からず店員に聞いていた。…

 私は、「群像」を買ったのは初めてで、まだ対談しか読んでいないが、短編を読んだ感想が書きたいなぁ…と思う。(いつになるの)
 対談(大江健三郎×平野啓一郎)は、自己、他者、死者、歴史上の人物、神、媒体等(だと思う)で、文学者に拠る、精神のリレー(埴谷雄高)が行われている(榎本正樹)という。

 今から40年後が「群像」の100周年。
 その頃、自分は生きていそうだが、今よりも大人になっているかどうかは分からない。
 自分は、中学生の頃からあまり変わっていない。
 でも年を取る。
 40年後、今よりも記憶の量が増えていれば良いなーと思う。(想像を絶するところもある)
 

群像 2006年 10月号 [雑誌]

群像 2006年 10月号 [雑誌]